理系アラサーが仕事辞めて留学してみた

理系院卒→メーカー就職→カナダ カレッジ留学中。留学生活や現地情報、勉強していることやその他気になるアレコレをゆるりと。

【カナダ留学Blog】バンクーバー留学生の気になる懐事情を赤裸々にお話しします【第2回】

f:id:hiro_van:20200318090249j:plain


こんにちは、ひろです。

突然ですが、これから留学しようとしている人 or 具体的な計画は立ててないけど、なんとなく海外行ってみたいな、って考えている人が一番気になることといえば……?!

もちろん、そう、 お金、MONEY!!!!

ということで、今日はカナダ留学生活のリアルな懐事情について書きます!(謎の勢い)

自分は超リッチで軍資金も潤沢にあるから金のことなんて気にしないぜ!!って方は、せいぜいわたしのみじめでひもじい生活の様子を娯楽の一環としてお楽しみください^^

 

 ひと月あたりの平均支出

まず、毎月の各項目ごとの出費をまとめてみました。

上3つが固定費、下3つは変動費になります。

項目 金額(CAD/月)
家賃 500
交通費 98 or 131
通信費 33.6
食費 100-120
日用品費 0-20
交際費 50-100
合計 850-900

 

だいたいひと月$1000 (CAD)前後に収まっています。

バンクーバーでは、地価も物価も年々上昇しているので、正直、$1000以内に収まってる人ってなかなかいないんじゃないでしょうか。普通にいいところに住んだら家賃だけで軽く$1000オーバーします。笑

それでは、以下で各項目ごとに説明していきますね。

 

家賃

やっぱり、月の支出を決めるのは家賃ですね。

わたしは郊外の一軒家のベースメントを$500/月で借りています。部屋は前まで住んでいたところと比べるとだいぶ狭いですが今の時代にこの値段は破格です。

ちなみにわたしはバンクーバーに来てから3回引っ越しをしています。 住みやすいところをみつけるのって意外と大変なんですよ~~^^;

一軒家にはファミリーが住んでいて、ベースメントを3人の女の子でシェアしています。一人ひとりに部屋があり、バスルームとキッチン、ダイニングルームを共有する、一般的なタイプのシェアハウスです。

快適度では、高いほうから順に

 

  1. コンドに一人暮らし シェアハウスのマスタールーム(バス・トイレ付の部屋)
  2. シェアハウスの普通の部屋(オーナーは別居で管理人さんがいるタイプ)
  3. シェアハウスのベースメント、デン
  4. リビングシェア(アパートのリビングをパーテーションで区切って複数人で住む)

 

って感じだと思います。

ホームステイは家庭との相性で天国にも地獄にもなりうるのでランク外です。笑

もちろん、値段も↑の順に高いです。

あと、ロケーションもかなり家賃に効いてきます。

ダウンタウンの家賃はもちろん劇高です。テナント募集の広告も、高級コンド(2000~)かリビングシェア(500~)とかが多かったように思います。

東京もそうですが、中心地は一軒家ってないですからね。

わたしが家探しをしていたときの感覚だと、カナダライン沿いがいい物件も多いけど家賃設定も割と高め($650~900が多かった気がする)、エキスポライン沿い2ゾーンとの境界線あたりorミレニアムライン沿いに$500台からのリーズナブルなシェアハウスが集中していました。

私の周りでは留学生、ワーホリの人たちは$600~900くらいのシェアハウスに住んでいることが多いようです。 カップルや友達同士でくるのであれば、$1000ちょいのワンルームを借りて一緒に住んで割って500ちょっと、っていうのもありだと思います。

 

交通費

わたしは、空港で働いていた時は2ゾーンを買っていましたが、それ以外の時期は1ゾーンパスを買っていました。 地味に家計を圧迫するコンパスカード。でも1枚あればどこにでも行けて、交通費をいちいち計算しなくていいのでめちゃくちゃ便利です。

2ゾーンのメトロタウンやアウトレット、ノースバン(あんまり行く人いないかもしれないけど)は週末や夜に行くようにすれば、1ゾーンのコンパスカードでも特に不便しないです。

参考までに、2020年3月時点でのTranslinkの料金は以下のとおり。

(2018年にバンクーバーに来たときは、1ゾーンパスは95ドルでした…。賃金改定とかのタイミングでこちらもじわじわ値上がりしてますね。)

 

Zones 1 2 3
Monthly
Pass
Adult $98.00 $131.00 $177.00
Concession - - $56.00
Day
Pass
Adult - - $10.50
Concession - - $8.25
Stored
Value
adult $2.40 $3.45 $4.50
concession $1.95 $2.95 $3.95
Cash
Fares
adult $3.00 $4.25 $5.75
concession $1.95 $2.95 $3.95

 

 

通信費

わたしはこっちに来てすぐにPhone Boxという代理店でTellusのSIMを契約しました。 最初だけ3GBで$50か$45かのプランで申し込みましたが、1GBも使わなかったのですぐに1GBで$30のプランにダウングレードしました。

同じ通信会社でも代理店の違いやプロモーションなんかによって全然料金が変わってくるので、定期的にプランを見直した方がいいです。

でもデータ通信、通話込みで30$は底値に近いんじゃないかな…。 $35で3GBとか、ギガが増える方にお得にはなるけど料金の絶対値は30から大きくは下がらない気がしています。

 

食費

書くこと多すぎて、これだけで記事になっちゃうんですが、ここでは簡潔に書きます。

最初に言っておきます、わたしの食生活はヒドいです笑

朝:シリアル or ヨーグルト or 抜き、昼:トーストとバナナ、夜:ごはん or 冷凍のミックスベジ

とか、こんな感じ笑

わたしは友達と外食とか、おいしいものを見つけるのは大好きなんですが、自分ひとりの時はすっごい無頓着で最低限の栄養と腹が満たされたらOK、っていうスタンスなので、ゆえに毎月の食費が$100前後にとどまってます。

もし、同じ傾向の人がいれば、それかどうにも食費を削って節約する必要に駆られている!!!というひとは参考にされてください。

だいたい週1でスーパーマーケットに行き、パン、バナナかりんご、カット野菜を買います。 あと隔週でアーモンドミルク。月1で卵1ダースと、冷凍野菜、シリアルって感じで、ほぼルーティーン化してしまっています。お米、パスタ系はなくなったら必要に応じてって感じです。米は16lb買って半年弱持ちました。

節約したい人には、この「買い物のルーティーン化」、とてもおすすめです!!

これだけで無駄買いをかなり減らせます。

ただ、わたしはついついお菓子を買ってしまいます…。いけないとわかってるんですが、ちょっとくらいは自分を甘やかしてもいいかなって思ってます。お菓子大好きダメ人間です^^;

 

おススメのスーパーはReal Canadian SuperstoreとNo frills、どちらもLoblaws系列で格安なプライベートブランド商品に助けられています。

他には、たまにIGAにも行きます。そんなに安くはないですが、ロケーション的に便利なので図書館帰りとかに。

 

外食は、一人の時はあまりしないんですが、スタバ、Timにはコーヒーを買いによく行きます。基本週1以上ではどっちかに行ってますが、逆にこれ以外あんまり行ってないです…。カフェ大好き人間なのですが、いま貧乏なので…。

あと、学校があったときはごくたまーーーに$1.25ピザやCostcoの$1.5ホットドッグを食べていました。最近は行ってないなぁ…。あのいかにもなジャンク感がちょっと恋しい笑

ちなみに、食費の内訳は、食料品が7割、外食が3割(カフェ含む)くらいですね。

 

日用品費

生活に必要な雑貨類で、トイレットペーパーやら生理用品、歯磨きとかシャンプー類です。 毎月かかっているというよりも、平均するとこれくらいかな…?っていう感じです。これは有名な話ですが、カナダは紙類(とくにトイレットペーパー)がすごく高いです。生理用品も質がイマイチで割高に感じます。Taxがかからないのはいいんですが…。

いつもSuperstoreかShoppersでセールの時とかポイントx20 Dayとかのときにまとめて買ってます。

 

交際費

わたしは、あんまり交友関係が広くないタイプなので2週間に1回、友達とカフェか夜ご飯に行くくらいなのでこの金額で収まってます。

カフェだと1回$10~15くらい、ご飯はお酒なしで$20前後、お酒を飲むときは$30~40くらいでしょうか。

ESLのときはよく友達の家でホームパーティーとかしてましたが、仲いい子たちが帰っちゃってからはめっきりなくなってしまいました…。

 

バンクーバーでの収入

Co-opで働いていた時(免税店)は、だいたい週に35-40時間シフトが入っていて、2週間ごとのお給料は手取りで$1000-1200くらいでした。なので、月だと$2400弱、たまに3回目の給料日があるときはこれの.5倍になるので平均したら$3000前後といったところ。

うーん、フルタイム就労可とはいえ、なかなかシビアですね。

オフィスワークとか、高級レストランでチップがいっぱい貰えるところで働けば、これの1.5~2倍くらいにはなるんじゃないでしょうか。

もちろん、美容師さんとかの専門系の人たち、IT系でバリバリの経験者の方は全然状況が違ってきますが。

学校に通っていた時は、B&Bハウスキーパーを週1~3回、各3~4時間くらいずつしていてひと月に$500前後しか稼いでいませんでした…。

あんまり仕事熱心じゃなかった…。

今思うと、Co-opの前半でまだビザの残りが沢山あるうちにいいPart-time jobをみつけておくべきだったとちょっと後悔しています…。

まあ、めちゃくちゃお金に困ってるわけでもなく、たくさん稼いでたくさん消費!っていうよりはミニマルな生活をしたかったのでいいっちゃいいんですけどね。日本に帰ったらいやでも週5×8時間(最低でも)働く生活が待っていますし…^^;

 

まとめ

今回は、バンクーバー留学生活のリアルな懐事情について書いてみました。実際に、過去の自分の支出を振り返ってみると、これにこんなに使ってたんだ、っていうときがあったり、この月どうやって生きてたの?!って心配になるほど使っていないときがあったり面白かったです。

簡単に要点をまとめると、

  • わたしのバンクーバーの1か月の生活費は$800~900ほど
  • 上記の金額は最低ラインレベルなので、生活を充実させるにはもう少し(+$100~500)必要
  • 特別専門スキルもない一端のCo-op学生がひと月に稼げるのはフルで入って$3000くらい

今回も、お付き合いありがとうございました。もし、ブログが気に入っていただけたら読者登録してくださると大変喜びます。

それでは!